工藤遥、モーニング娘。'17卒業の衝撃。加入から現在までの歴史を振り返る。

2017年4月29日、モーニング娘。'17のコンサート「モーニング娘。'17春ツアー 〜THE INSPIRATION!〜」ロームシアター京都公演にて、第10期メンバーの工藤遥さんが今年の秋ツアーを持って卒業することが発表されました。

ニュース詳細|ハロー!プロジェクト オフィシャルサイト

工藤遥さんは2010年、10歳でハロプロエッグとしての活動を開始しました。

「“くどぅー”こと工藤遥です。今回、初めてのパフォーマンスなのでとっても緊張しています。ここ大好きなお台場で、いろんな人に温かく迎えてもらったことが何より一番嬉しかったです。今回はステージも楽しんで、お台場の食べ物もたくさん楽しんで、とっても楽しい気持ちで帰ってください。よろしくお願いします!」── 工藤遥 

℃-ute、真野恵里菜、スマイレージら、お台場で<ハロ☆フェス>開催 | アンジュルム | BARKS音楽ニュース

初めてのステージに立った瞬間から、可憐なルックスと酒焼けをしたようなハスキーボイスのギャップに注目が集まり、ファンの間で話題に。「くどぅー」の愛称で親しまれるようになり、2011年秋、モーニング娘。の第10期メンバーとして加入しました。

加入後、シングル「ピョコピョコ ウルトラ」で正式に合流。すでにハロプロエッグ時代から固定の人気がありましたが、「恋愛ハンター」「One・Two・Three」「ワクテカ Take a chance」と、リリースを重ねる毎に注目を集めていきました。

工藤遥の一番の魅力はギャップ

くどぅーのどこが魅力なのかと聞かれたら、そのギャップに尽きる、と答えます。とても可愛らしい顔立ちをしているのに、髪が伸びてきたと思ったらすぐに切ってしまったり、イケメンキャラを目指していると宣言したかと思えば、たまにロングヘアーのウィッグをつけたり。ハキハキと喋り、年齢のわりにしっかりしているかと思いきや、少し抜けてるところもあったり、先輩には可愛がられ、後輩には優しく接する姉御肌なキャラであったり。

ギャップをこれでもか!と言わんばかりに詰め込んだようなアイドル。独特のハスキーな声もソロパートになるととても魅力的でした。

くどぅーと言えば、ボーイッシュなショートカットと色白の綺麗な肌が特徴。単独でプロアクティブのCMにも出演したことがあり、ファンの間で大きな話題になりました。

同期、佐藤優樹との関係

「まーどぅー」のコンビ名で知られる同期の佐藤優樹さん(通称・まーちゃん)との関係も魅力的でした。天才肌で何をやらかすか分からない、常に予測不能な行動をとるまーちゃんと、常識人で厳しく、でも時には愛のあるツッコミをするくどぅーのやりとりは、主に女性ファンからも人気で、モーニング娘。'17では人気のカップリングでした。時に熟年夫婦のような、時に倦怠期のカップルのようなやりとりを見せる2人からは、ついつい目が離せませんでした。

卒業後は女優の道に

答えが出るのは早かったです。
というか、既にあったんだと思います。

ここで見つけた「演技」というジャンルに挑戦すること。

やるからには中途半端にはしたくないし、
両立するにしても、「お芝居がやりたい」と言いながら、
歌って踊る事が本業のアイドルとしてステージに立つのは
メンバーにもファンの皆さんにも失礼だと思いました。

この気持ちを事務所の方や両親に伝えて、
たくさん考えて、「自分のやりたい事に賭けよう」と卒業する事を決めました。

ニュース詳細|ハロー!プロジェクト オフィシャルサイト

ハロプロでの活動を通して演技に挑戦するうちに、「女優になる」という夢が芽生えたくどぅー。卒業してもメディアに出演する場はあるということで、アイドルではない、これからのくどぅーに期待していきたいですね。秋ツアーまで、モーニング娘。のメンバーとして活躍する工藤遥さんを、残りわずかな時間、せいいっぱい応援していきたいと思います。

【Amazon.co.jp限定】 モーニング娘。'16  工藤遥 写真集 『 ハルカゼ 』 Amazon限定カバーVer.

【Amazon.co.jp限定】 モーニング娘。'16 工藤遥 写真集 『 ハルカゼ 』 Amazon限定カバーVer.