ありがとうとサヨナラを何度も繰り返しながら。Happy3daysのメンバー卒業に寄せて。
去る2月25日、このブログでも何度か取り上げてきた福知山市のご当地アイドル・Happy3daysの結成時からのメンバーである萌衣子さんと高松ゆうあさんの卒業が発表されました。
応援して下さっている皆様へ
— 萌衣子 @Happy3days (@h3d_moeko) February 25, 2019
2019年3月30日をもって
Happy3days を「卒業」する事となりました。
最後まで私らしく、そして大好きなファンの皆さんと楽しい時間を過ごせたら嬉しいです!
よろしくお願い致します。#ハピスリ pic.twitter.com/6h2pxm2TVB
応援して下さっているファンの皆様へ
— ゆうあ @Happy3days (@h3d_yua) February 25, 2019
私、高松ゆうあは
2019年3月30日をもって
Happy3days を「卒業」する事になりました。
突然の発表となり、ほんとにごめんなさい。
最後まで、全力で活動します!
よろしくお願いします。#ハピスリ pic.twitter.com/dWYdJBws0K
Happy3daysは2016年春に結成されて以来精力的にライブ活動を行い、昨年夏には2期生が加入。今まで3度のメンバーの卒業を見送ってきましたが、結成当初のメンバーの2人の卒業に驚くファンの方も多く、私もとても驚きました。
2人の卒業の理由は、アイドルと学業の両立に悩んでいたことや、新しい生活に向けて頑張りたいといったもので、いつまでもHappy3daysというグループのメンバーでいてくれることは有り得ないと思っていたので、一報を聞いた時は2人の考えを尊重したい、アイドルとしての生活よりも個人の人生を重視してほしい、ファンとして前向きに肯定したいという気持ちがありました。
でも卒業が発表されからこの1ヶ月ほど、今までのライブ映像や写真を見るたびに2人が卒業してしまうことの寂しさや悲しさを感じ、前向きな気持ちともう少しこのままの状態でいてほしいという後ろ向きな感情が渦巻いていてとても複雑な気持ちでした。2人が福知山という街に対してとても強い気持ちを持っていることも知っていたので、尚更もっとアイドルとして歌を届けて街を元気にしてほしい、という気持ちも少なからずありました。
Happy3daysの萌衣子です😋
— 萌衣子 @Happy3days (@h3d_moeko) May 1, 2016
(通称"もえぴ"👋🏻)
地元、京都府福知山市のご当地アイドルとしてこの度活動が決定しました。
ちびっちゃいノーマル17歳のスタート
見守っててください◎
よろしくお願いします💓#RT希望 pic.twitter.com/wQlbYbOUT2
『Happy3days』の最年少 15歳
— ゆうあ @Happy3days (@h3d_yua) May 1, 2016
🐷高松ゆうあ🐷 です🍎
私の大好きな福知山🏯を私たちの力でもっと盛り上げていきます🐷
沢山の人に☺笑顔☺になってもらえるよう頑張ります!
よろしくお願いします💕🐷#応援してくれる人RT pic.twitter.com/WQtgwY9PK6
そんな気持ちが変わったのは3月10日に行われた福知山市での定期公演で、私はこの日の定期公演に行く予定だったのですが、急なスケジュールの変更と自身の体調悪化で直前になって参加を見送ることになってしまいました。とても悔しい気持ちで、「どうしても2人の卒業を見送りたい!最後の姿を見たい!」という思いでいっぱいだったのですが、ライブ終了後のメンバーのツイートを見ると、涙を流すこともなく、とてもあっけらかんとした明るいものだったという言葉がありました。
「まだ実感が沸いていない」とメンバーが口にしていたのもありますが、「ひょっとしてまだ悲しむのは早いのかな」と思い始め、残りの日数を精一杯応援しよう、という気持ちに切り替わりました。
とはいえ月日が過ぎるのはあっという間で、昨日、2人のアイドルとしての最後のライブが行われました。
ハピスリのもえぴにとって最後のライブ
— 萌衣子 @Happy3days (@h3d_moeko) March 30, 2019
、、
さいっっっこうでした!!😭😭😭
沢山のタイミングや想いが集まった、これ以上ないぐらい幸せなステージに立たせてくれて本当にありがとう。
もう思いっきり泣いたし、本気で楽しかった、ずっと今日の事忘れないなぁ...
ハピスリ最高!!#Happy3days pic.twitter.com/7jsUeJ1dlC
私にとっての最後のライブ、本当に沢山の方に来ていただきました( ; ; )ありがとうございました✨
— ゆうあ @Happy3days (@h3d_yua) March 30, 2019
もう会えないってのが、やっぱり悲しくて、泣いちゃった
今まで応援してくれて、好きになってくれてありがとう。
ゆうあも大好きです
ずっとずっと忘れないよ
夢叶えるからね!!#Happy3days pic.twitter.com/sbDuhKnANi
最後だということを意識してしまうとやっぱり悲しいし、改めて居なくなってしまうんだ、ということを実感して喪失感もあったのですが、2人のツイートから伝わってきたのは達成感で、「やり遂げた!」という気持ちが写真の表情からも滲み出ているような気がして、最初に伝えようと考えていた言葉が自分の中で変わっていくのが分かりました。決断した本人が一番苦しいはずなのに、これ以上足を引っ張るようなことを言ってはいけないな、と気持ちが定まりました。
2ndシングルの「Time」という曲の詞に、「君と僕は違うから 全て同じ道は歩けない」というフレーズがあります。たまたまですが、プロデューサーである土倉健吾さんのブログを読んでいると、今回の件とやや重なるな、と思った部分がありました。
まず、『時間』とは
全員に同じだけ与えられた
とても平等なもの。
生きていく中でのルールとして
神様が『全員が同じ時間の中で生活しなさい!』と設けたわけですね。
なのでまず、僕の中で
『時間がない』という考え方は存在しません。
『時間はある』と常に思っています^ ^
僕が携わっているメンバーには
常に『目標を掲げなさい』と言っています。
目標を持たず生きることは
本当に怖いことだと思います。
何かわからないものに時間を賭けてるわけだから
それを続けるとマイナスが膨らむ一方です。
時間は止まらないので常に僕らは賭け続けています。
早く気付かないと借金をし取り返しのつかないことになります。
賭けた時間は成功に繋がれば
形を変えて戻ってきます。
「Time」という曲名にも繋がる部分があると思うのですが、当然それぞれのメンバーにはそれぞれの時間があります。アイドル以外にやりたい事も、やってみたい事もいっぱいあるはずで、それをこちらの願望だけで縛り付けるわけにはいかないし、時間は有限だからこそ、気持ちを押し殺して今の状態を続けるよりも、自分の気持ちと向き合って正直に生きてほしいな、というのが一つの思いとしてありました。
2人が卒業したからといって、Happy3daysというアイドルグループを応援しなくなるわけではありません。「福知山市のご当地アイドル」という肩書きを背負って活動してくれて、いつも新しいものを持ち帰ってくれる、そしてハピスリに興味を持ったファンの方々が福知山という街に訪れてくれる。そんな様子を見ていたら応援せずにはいられません。
大きな事務所に所属しているわけでもなく、ひたすらに努力を続けてライブ活動と口コミだけでここまで成長してきたグループを見放そうという気持ちにはなれませんし、彼女たちの存在が全国に、今よりもっと多くの人に知れ渡るまで、一アイドルファンとして精一杯応援したい、そんな気持ちでハピスリを応援しています。これからも活動を続けてくれるメンバーにも、また3期生として新しく加入してくれるメンバーにも、その気持ちはずっと変わらずにあると思うし、少しでも彼女たちの魅力を伝えられればいいなと思って、このブログで記事を書いています。
改めて、結成当初から今まで精一杯活動し続けてくれた2人にはありがとう、お疲れさまという気持ちを伝えたいです。2人の夢が叶う日をこれからも応援しています。またいつか、どこかで会う日まで。できれば福知山という街でまた巡り会えたらいいな、と思っています。
ありがとうとサヨナラを
何度も繰り返しながら
ここまで来たならもう後戻りはしないよ
変わらない僕も
離れてく君も
いつかは輝けるように
今までの過去も
全て背負って進んでく
現在進行形Happy3days - プログレッシブ
※この映像は2017年、5人時代の体制のものです。